bandeapart72, Japanese "野枝と同じ福岡県出身の紅さんは82年、地元局制作のドキュメンタリー番組で野枝の四女、ルイズさんに話を聞いた。その準備のため調べた野枝の激しい生涯に衝撃を受け、以来、講談として語りたいという思いを温めてきた。
日本は、男女格差を示すジェンダー・ギャップ指数の2023年版(世界経済フォーラム発表)で146カ国中、125位。今も女性が自由に活躍できているとは言いがたい。
紅さん自身、「女のくせに」と周囲に反対されながらも進学のため上京し、講談の世界に飛び込んだ。わが道を貫き、文章で世の中を変えるのだという気概に満ちていた野枝は憧れだ。「あのエネルギーを、今の女性に学んでほしい」。もちろん男性にも、野枝の思いを理解して受け入れてほしいと願う。
講談では、青鞜時代を中心に虐殺されるまでを描く。「創作だけど、できるだけ史実に忠実にしたい」。"
わが道を貫いた 野枝の気概今こそ 講談「伊藤野枝」を創作した神田紅さん 28日都内で披露:東京新聞 TOKYO Web https://www.tokyo-np.co.jp/article/277097
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