bandeapart72, Japanese "ガザ地区南部にある避難先の国連施設は人であふれかえっていた。現地スタッフらとともに屋外で寝泊まりし、1日1~2回、缶詰やパンを分け合った。一度、雨が降った。空爆の音が空に響き渡る中、現地の子供たちがずぶぬれで泣いていた。
命の危険を感じたのは、同27日にガザ地区の通信が一時遮断された時だ。電話で食料品店の在庫を確認することも、救急車を呼ぶこともできない。心の支えだった日本の家族や友人と連絡も取れなくなった。
退避できたのは11月1日。南部のラファ検問所からエジプト側に入ると、安心感とともに大きな不安が込み上げた。「ガザに残る人たちはどうなるのだろう」。激しい空爆は今も続いている。"
絶えぬガザ空爆、涙と雨でぬれる子 国境なき医師団・日本人証言 | 毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20231104/k00/00m/030/247000c